duet でお仕事しました。

本日発売の「duet 2014年8月号」で、「J.novel」を書かせていただきました~。

ご存知でない方のために説明しますと、「J.novel」はジャニーズの人気アイドル達が、「もしアイドルじゃなかったら?」を描く企画。今回の主役は、松島聡くんです。

相方はマリウス葉くん。

このふたりはねー、いつ見ても仲良しでかわいくて! Sexy Zone のマスコット的な存在ですよね。

その松島くん、どんなストーリーがいいかという質問にも、気になる子ができて、部活が同じ人に色々彼女のことを訊いたりして、話をするようになるんだけど、それから先はどうしていいのかわからなくて、マリウスくんに恋のキューピッドになってもらう、と。

はいはいはい。いかにもですね!w

マリウスくんの方は、人助けをするのが大好きなことで有名だそうで、頼まれなくても「キューピットやるぞ!」と自分で考えちゃいそう。

というわけで、今回の話は子犬がじゃれ合ってるイメージで書きました♪

松島くんは元気で好奇心の強い柴犬タイプ、マリウスくんは優しく社交的なコッカー・スパニエルな感じかな?

気になる方、ぜひ雑誌をチェックしてみてください!!

ホーム社『duet 2014年8月号』



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ひとりごと

「スポンサーサイトが出ちゃってるよ!」と、仲良しの作家さんからメールで連絡を受けてしまいました。

 予定では、7月に観る予定だったあるミュージカルについてレポートをするつもりでいたのですが…。
 チケット取ったのに! チケット持ってたのに、行きそびれたんです! うそぉぉぉん!
 日にちを一日まちがえてて!!!。。゚(゚´△`゚)゚。。

 やっぱりあれですね。締め切りまであと何日あるか数えるのが恐いからって、カレンダーを伏せて暮らすのはやめた方がいいですね(ホントだよ)。
 カレンダーを見ていれば、なんてことなく防げた事故だったのに…。

 …えぇと。何が言いたいかというと、近々、7月中がんばった成果について報告できるといいなぁってことです。


『ミッドナイト・イン・パリ』

ウディ・アレン監督の、いたずら心たっぷりな映画『ミッドナイト・イン・パリ』を見ました。

や、もともと映画はよく見るのですが、この作品は個人的にかなりツボをついてきたので紹介せずにいられないというか (*^_^*)

ざっとストーリーを説明すると、

ハリウッドの売れっ子脚本家ギルは、婚約者とあこがれの街パリにやって来た。作家への転身を目指すものの周りの理解を得られない彼は、一人街をさまよううち、12時の鐘の音とともに1920年代のパリに迷い込む……

という感じです。これのどこがツボかというと、まず主人公ギルの置かれている状況。

消費される脚本家に甘んじたくない彼は、あこがれのパリで小説の執筆にいそしもうとします。が、「稼ぎのいい売れっ子脚本家」と結婚したい婚約者は、そんな彼の思いをまったく理解しない。それどころか、何とか彼に小説執筆をあきらめさせようと、小説のアイディアを笑ったり、知り合いの大学教授に作品を読んで厳しく批評するよう頼んだりするのです。

もうこの冒頭のところで、「やめてっ。やさしくしてあげてぇぇっ」とどうでもいい共感を覚えてしまいます(笑)。

そんなわけで自信をなくしたギルは、一人で夜のパリを歩くうち、知らない車に乗せられ、知らない人達に囲まれて知らないパーティーに連れ込まれてしまう。

そこで知り合った青年は、自己紹介をするギルに右手を差し出し、さらりと言うのです。
「スコット・フィッツジェラルドだ。よろしく」

ここで私ものけぞりました。そう来るか! と。でも確かに1920年代のパリならいたはず。

ちなみにギルは自分が20年代に迷い込んだことに気づいていないので、「冗談にしてもできすぎてるね」と苦笑い。「ところでここはどこ?」と訊ねると、相手はこともなげに「パーティーのホストはジャン・コクトーだよ」

ギルは「ははは」と笑って返しながら、でもなんか周りの雰囲気とか、格好とかがおかしなーという顔。そのうち、また別のお店に連れて行かれてしまいます。

そこでフィッツジェラルドは、一人孤高に飲んでいるかっちょいい若者に声をかけるのです。フィッツジェラルドが紹介したギルへ、その若者は

「ヘミングウェイだ」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!(※個人的な趣味です)

リスペクトしまくりの偉大な作家を前にして、ギルも目がまん丸。「あなたの作品は全部読みました!!」と興奮して詰め寄ります。

そんな彼に、ヘミングウェイは端然と「戦争そのものだ。泥まみれの死は高潔ではない。だが潔く死ぬなら、その死は高潔かつ勇敢だ」。

…さすが先生! 小説執筆の姿勢も硬派そのものですね!(≧▽≦)

いかにもヘミングウェイらしいセリフに、ギルも超感動。「ででででできれば僕の小説を読んで意見をいただきたいのですが…!」と切り出します。

しかしそこは硬派なヘミングウェイ。依頼を「作家の意見など聞くな」と一刀両断し、「男らしくないぞ。堂々と胸を張れ。我こそ1番だと! 文句があるなら外に出ろ!」となぜかケンカを売ります。…が、その後で

「ガートルード・スタインに紹介してやる」。と急にデレる。

ギルは嬉しさのあまり浮き足立ちまくり、「いますぐホテルにある原稿を持ってきます!!!」と店から出たところ、残念ながら現代に戻ってきてしまうのでした。がっくりー。

しかし彼は負けないめげないあきらめない。

次の日の夜にはまた、びしっとスーツに身を包み、原稿を抱えて夜のパリへと出て行きます。そして12時の鐘が鳴ったとき、ヘミングウェイの乗った古いプジョーが現れ、彼をガートルード・スタインのサロンへ連れていくのです。

その車内で、スペイン内戦での経験を語るヘミングウェイに、ギルが「死が怖くはなかったのですか?」と訊ねると、ヘミングウェイはフッと笑い、「死を恐れたら書けん」。
その返答にギルはしびれまくり!(笑)

実際、ひたりと据えた目線を動かさず、わずかにほほ笑みながら淡々と話すヘミングウェイはかっこよすぎです。役者さん、GJ!!

スタインの屋敷に着くと、そこでは "La Baigneuse" というピカソの絵について、モデルの女性の美しさを客観的に描いているかどうか、スタインとピカソが激論の真っ最中。

それがこれなのですが…すみません。芸術的な素養のないわたしには、このシーンもウディ・アレン一流のコメディとしか思えません…。

Pablo+Picasso.jpg
Pablo Picasso “La baigneuse”(1928)

それはさておき、ギルはそこでモデルのアドリアナに一目惚れ。過去への行き方をマスターし、それから毎晩20年代へタイムスリップして彼女との仲を深めていくものの、婚約者のいることがバレてふられてしまいます。

途方に暮れるギルに声をかけたのは、サルバドール・ダリ。彼はサイの形状について語り、共に描こうと誘う。これもいかにもですね。シュールレアリストと書いて変人と読む。

アドリアナはヘミングウェイと二人でキリマンジャロへ旅立った末、破局して戻ってくる。ギルはめでたく彼女と復縁。しかしそんなある夜、二人は不思議な馬車に誘われ、19世紀末のベル・エポックの時代に迷い込みます。

アドリアナは「なんてすばらしいの! 夢のよう…」と感動し、二人はマキシムやムーラン・ルージュで楽しいひとときを過ごす。けれどそこで対面したゴーギャンやドガは、その時代を嘆き、ルネサンス期に生まれたかったと話す。

そこでギルは気づくのです。「『現在』って不満なものなんだ。だってそれが人生だから」

現代の人は20年代にあこがれ、20年代の人はベル・エポックの時代にあこがれ、ベル・エポックの時代の人も「昔はよかった」と懐古する――いつの時代も変わらずに繰り返されてきた「ここではないどこか」への憧れですね。

ギルはもちろん現代に戻り、そこで新しいスタートを切ります。軽妙洒脱で風刺のきいた楽しい映画でした。

日本で言えば、夏目漱石や森鴎外、与謝野晶子に囲まれるようなものですかね?? そう考えると、「僕の作品を読んで意見をください」と申し出たギル、勇者すぎます(笑)


『ミッドナイト・イン・パリ』公式HP


クラシック曲のタイトルあれこれ

先日、モーツァルトの歌劇について調べているうち、変なタイトルが目に付きました。

「みてくれの馬鹿娘」

「偽の女庭師」

「カイロの鵞鳥(ガチョウ)」

…いったいそこにどんなドラマが隠されているのか、非常に気になってくる名前じゃありませんか?w とはいえ、ラブコメ歌劇をたくさん書いているモーツァルトですから、そんなおふざけもするかも、とは思います。

変わったタイトルのクラシック曲といえば、エリック・サティの器楽曲で

「いつも片目を開けて眠るよく肥った猿の王様を目覚めさせる為のファンファーレ」

などもなかなか印象的です。しかしサティも、元々変なタイトルをよくつける人なので、それほど不思議ではありません。

そんな中、以前クラシック・コンサートに行った際、かしこまった司会者におごそかに曲名を告げられて衝撃的だったのが、

ハイドン作曲、交響曲第60番 「うつけ者」

「もう一度言って!」と司会の方にリクエストしたくなったのは私だけではないはず。だってハイドンといえば、どシリアス荘厳壮麗の代名詞、古典派の巨匠ではないですか!

ちなみに曲はいたって普通でした。何が「うつけ」なのかと思ったら、この曲をつけたお芝居の主人公のことなのだそうです。

もうおひとかた、古典派…どころか音楽史を代表する巨匠ベートーヴェン。その「主要作品全集」というCD-BOXの中には、以下のようなタイトルの曲があります。

カノン『作品が出来上がった、金を調達しろ』WoO.197
カノン『ホフマンよ、決してホーフマンになるなかれ』WoO.180
カノン『親愛なる市参事会員殿、あなたは寒がる』WoO.177
カノン『タ、タ、タ…親愛なるメルツェルよ、ごきげんよう』WoO.162
カノン『お願いです、変ホ長調の音階を書いて下さい』WoO.172
カノン『ファルスタッフ君、登場しろ』WoO.184

ロンド・ア・カプリッチョ ト長調Op.129「失われた小銭をめぐる興奮」

「失われた小銭をめぐる興奮」は、「なくした小銭への怒り」という名でも知られる曲ですね。少し上品な名前に変えられてますが、曲を聴かなくても歯噛みする気持ちが伝わってくるタイトルです。

巨匠も意外に庶民~! と妙な感心をしたくなりますが、なにしろ主要作品全集。CDは全部で85枚あるそうですから、中にはこういうものがあってもご愛嬌でしょう。

さらにさらに、カフェと音楽の町ウィーンの、カフェハウスで流される音楽を集めたCD「ウィーンはウィーン」(ウィーン・シュランメル・アンサンブル)の中にあるタイトル。

「でもなあ小僧、おれの鞭!」(ヘルベルト)
「きざみネギの踊り」(トゥルノフスキー)
「ウィーンよ お前はポケットナイフ」(スティッカー)
「立派な葬式、いらないよーop.196」(フランコフスキ)
「ぼかあ静かに飲むんだよ」(レオポルディ)

いちおう言っておきますが、クラシック音楽のタイトルです。これ全部。
上から三番目の曲名が妙に中二病ちっくなのは気のせいでしょうか。

そして最後。

ダラピッコラ作曲「ミケランジェロ・ブオナローティの詩による6つの合唱曲」より

「不幸な結婚をした男たちの合唱」

…何があった!?(笑)

聴きに行ったオーケストラのプログラムに、こんなタイトルを見つけてみたいものです。
(「不幸な結婚をした女たちの合唱」という曲もあるそうです)



昭和のアニメPVがカオス

ある方から、昭和初期に歌われていた子供の歌を教えてもらったのですが、YouTubeをぽちぽちしていたところ、なんとその歌のアニメーションPVを発見してしまいました!

その名も「茶目子の一日」。…茶目子(ちゃめこ)というのが主人公の女の子の名前なのですが、おそらくおちゃめな子、というニュアンスでつけられたのではないかと推測。

そもそも「おちゃめ」という言葉自体が死語になりつつある今日この頃。いちおう意味を調べてみると…

【お茶目】
読み方:おちゃめ
無邪気で愛らしく、憎めないさま。
(Weblio辞書 より)

制作は1931年(昭和6年)。私が知る限り、日本でもっとも古いアニメによるPVです。
もちろん喜び勇んで再生してみました。すると…

まず冒頭は、一日の始まりである朝からスタートします。よほどうれしかったのか、10回も夜明けを報告してくれます。長いよ。

庭ではスズメたちが唱歌のお稽古中。…でも画像が悪いせいかスズメたち、全然スズメに見えません。

でも大丈夫。続けてスズメよりももっと破壊力のある謎の物体が、にょきっと顔を出します。あ、あなたはもしや……おてんとうさま!? ハンプティダンプティかと思いました!


…気を取り直して。

その後は場面転換。

日本髪に割烹着という、いかにもなお母さんが茶目子さんを起こしにきます。するとそれを手伝おうというのか、何の説明もなく唐突に時計が茶目子さんの布団をはぎ取ります。昭和の時計は針が長いんですね。

そして茶目子さん、着替える時のポーズが肩をすくめるアメリカ人のよう。

洗面所に顔を洗いに行くと、「ライオンはみがき(ハミガキ粉)」の中からライオンが出てきて、その口の中から猿が出てきて、猿が手にしているジョウロ(?)から洗面器に水が注がれていきます。…すぐ隣にある水道の蛇口の所在のなさときたらありません。

ていうか、猿は? 猿は何者??

そしておもむろにライオンさんの歯をみがき始める茶目子さん。いや、そこは自分のをみがいておこうよ!

洗面が終わって食卓につくと、お茶碗によるピアノ演奏に合わせて、お箸と箸箱(?)とお椀が社交ダンスを始め、…かと思うと、おつけ(お味噌汁)から卵が飛び出してきて、手足を生やしてうちわをあおいだりと、やりたい放題。

そんな食事達をすべて攻略した茶目子さん、食べ終わった頃にはすっかりメタボ体型になってしまいましたが、元気に学校へ。お母さま、いってまいります!

この後もちょいちょいおもしろいものが出てくるのですが、なんだかすっかり神経がマヒしてしまったため、学校で先生の取り出した鉛筆が1.5リットルのペットボトルみたいな大きさでも、「ま、いっか」みたいな。

それよりも鉛筆が一本三銭とか、読本(とくほん)の授業とかの、風俗の方が興味深い。…と思ってたら、キターーー!

読本(とくほん)を褒められた茶目子さん、鼻が高くなりすぎ! 無表情ですました顔してるけど内心鼻高々っていうのが伝わってきて、かわいいけど!

そしてご褒美に、お母さんに活動写真(映画)に連れていってもらいます。時代劇のその映画の中ではヒーローと思しき剣客が、雑魚キャラの首を斬り! もひとつ斬り! さらに斬り! と、生首の山が築かれていきます。

それを見た茶目子さんの感想→「今度の日曜、また来よう♪」

そして完!!!!! ここで完ですよ。オチは!?

ことごとく見る人の意表をつく発想の数々がすばらしいと思います。やはり人間、常識の範囲内で小さくまとまってちゃいけませんね! てことを改めて感じさせられたPVでした。

(※音が出るので予めご注意ください)



プロフィール

ひずき優

Author:ひずき優
2月6日生まれ。
2007年度ロマン大賞入選。

変わり者が多いと言われる水瓶座、細かいことは気にしないO型。座右の銘は「果報は寝て待て」。今日も他力本願で生きています。


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