スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

なんか思ってたのとちがった…

昨日、赤坂ACTシアターにて佐藤健くん、石原さとみちゃん主演の「ロミオとジュリエット」のお芝居を観てきました。

じつは月曜日に水瀬さんのブログをチェックしたところ、同じ作品を観に行かれたとわかったのですが、「ネタバレです」となっていたため、そこは読むのをぐっと我慢して当日を迎えました(笑)。


で、当日。「ロミオとジュリエット」は以前にも商業の舞台で観たことがありました。その前回は、舞台も衣裳も小道具もガチの中世イタリア風で、特に衣装はまばゆいばかりのキラキラっぷりでした。

ですので、当然今回もそうだろうという根拠のない思い込みが、私の側にあったことは否めません。観に行く舞台の下調べくらいしていけと言われれば、まさにその通り。がっ、が!

キラキラな中世イタリア貴族階級の風俗で目の保養をすることを期待していた私が、幕が上がったとたんに軽く途方に暮れてしまったのは仕方がないですよね。

なんでロミオがパーカーはおってるの!? なんで取り巻きの若者たち、カラーのレザージャケットとか着て財布のチェーンをじゃらじゃらいわせてる感じなの!?

そう。この舞台、「現代の観客と”共鳴する”ラブストーリー」(公式HPより)をめざしたモダン演出vr.だったのでした…orz

BGMもギターのエッジがきいたロック調。おかげで両家の若者達が寄るとさわると小競り合いを起こす場面など、ウェストサイドストーリーを通り越してもはや池袋ウェストゲートパーク。原作の世界観にひたれないこと甚だしいのです。

こんなことならネタバレのブログを読んでおけばよかった! ちゃんと覚悟していけばよかった!

……とはいえ、お芝居自体は原作に忠実でした。

ご存知、話の中での主役二人は、新しい恋に溺れる16歳と初恋に夢中の13歳。

その彼らがお互いに両思いだと気づいた時の浮かれっぷりは、この物語における見せ場のひとつだと思うのですが、今回もとても楽しませていただきました。

はちきれそうな喜びに、ロミオの話を全然聞かずに盛り上がる石原ジュリエットの可憐さも相当なものですが、自己完結しているジュリエットの下で「幸せだぁっ!!」とごろごろ悶える佐藤ロミオの可愛らしさにもニヤニヤしてしまいます。

またこのジュリエット、普段は(特にロミオの前では)高い声で愛くるしく話すのですが、感情が激してくると声が低くなる。ただかわいいだけでなく、激しさ、迫力も感じられてよかったです。

実際、前回も思ったのですが、改めてお芝居を観てみると「ロミオとジュリエット」はよくできた話なのです。二人を考えなしだという意見もあるようですが、彼らがやらかしたことといえば、出会った翌日に親にだまって結婚したことくらい(笑)。

決闘騒ぎや、伯爵との結婚話によるごたごたは二人のせいではないし、周りが見えてなかったり、先走っている点では他の大人達も負けてない。しょうがないとしか言いようのない成り行きで、終局まで突き進むわけですよね。

まぁ相手が死んでしまったからといって、自殺を選ぶラストだけはいただけませんが…(-"-;)

さて、そんな若い情熱のほとばしるお芝居だったわけですが、観終わった後、ジュリエットの以下のセリフが妙に耳に残っていました。

まずは石原さとみちゃんの、風にも当てずに育てられた深窓の令嬢的な姿を想像してください。そんな彼女が、夜のバルコニーでひっそりと、興奮に頬を染めながら自分の想いをこぼすのです。

「いとしい夜、どうかロミオをこの手に渡して! 私が死んだら返してあげる。切り刻んで小さな星にするの! そうすれば夜空は美しく飾られ、世界中の人が夜に恋をするわ!」

…このお嬢さま、自分が死んだらロミオまでお星さまにしちゃう気満々です。



スポンサーサイト
プロフィール

ひずき優

Author:ひずき優
2月6日生まれ。
2007年度ロマン大賞入選。

変わり者が多いと言われる水瓶座、細かいことは気にしないO型。座右の銘は「果報は寝て待て」。今日も他力本願で生きています。


当サイトにおける全ての文章・写真の無断転載、記事への直リンクはお断りさせていただきます。またメールフォームのお返事には、しばらくお時間をいただく場合があります。ご了承くださいませ。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。