アイーダは王道少女マンガ!!!

気がつけば前回からひと月近く間が開いてしまいました。

自分としては先々週くらいにルドルフを観に行った気がするのですが…二週間ほど、どこに消えちゃったんでしょうね?w

ことほどさように、あっという間に過ぎ去ってしまった7月。
お仕事の他に、もにょもにょなどやっていました。もにょもにょについてはリンクを見ていただければと思います。…何の事だか分からない方もいるかもしれません。あしからず。


話は変わりまして。

劇団四季のミュージカル「アイーダ」を観に行ってきました!

といっても初めてではありません。すでに●回目……(←片手で数えるより多いです…)。

私にとっては数ある中でも一番好きなミュージカルであり、観劇にハマるきっかけとなった作品でもあります。

軽く説明をしますと、「アイーダ」は同名のオペラを原作とする作品で、エジプトに征服されつつあるヌビア王国の王女アイーダの、恋と戦いの物語です。

その概要からもわかる通り、この作品には少女マンガの王道が、これでもかというほど詰め込まれているのです!

ここから先はネタバレです。
大好きな作品のため、それはもう事細かにネタバレしますっっ(≧∇≦)


まず冒頭。

ヌビア王国へ遠征中のエジプト兵達による、意気軒昂な歌から始まります。彼らを率いるのは、エジプトの若き将軍ラダメス。宰相の息子にして、国王の一人娘アムネリスの婚約者でもあります。ようは生まれながらの超絶エリート。

そんな彼らに、アイーダ他、ヌビアの数名の女性達が捕まってしまいます。河岸を散策中に運悪く敵兵に見つかってしまったんですね。兵士達はアイーダの正体を知らずに、ただ奴隷として使うために捕虜とします。

が、そんな中、アイーダは仲間を助けるためにエジプト兵を相手に大立ちまわりを演じます。結局それはラダメスによって鎮められるのですが、それがきっかけで彼はアイーダに興味を持ちます。むふふ。王道キター!

エジプトに戻ったラダメスは、アイーダを奴隷としてアムネリス王女に献上します。

ラダメスは王女と婚約をしているものの、幼なじみとして大切にしているだけで恋愛感情はなく、それよりも未知の土地へ遠征することに夢中。次期国王として国に縛られるのをいやがり、結婚話から逃げまわっています。

しかし国王が体調をくずしたことから、とうとう近々結婚することに。

宴の最中、「もう国から出られなくなる」とくさるラダメスを、アイーダは「運命がいやなら変えればいい」と挑発します。この時のアイーダの態度は本当に生意気! でも痛快なのです。当然、ラダメスは彼女にメロメロになってしまいます(笑)

ちなみにアムネリス王女は、おしゃれと美容にしか興味のない天真爛漫なお姫さま。しかしアイーダは、そんな彼女のひそかな孤独に気づき、寄りそうことで王女の信頼を得ていきます。で、この二人は主従でありながら友達になるんですね。

しかしエジプトでは、捕虜として連行されたヌビア人達が大勢、収容所に入れられていました。自国の王女がエジプトに連れてこられたことを知った彼らは、秘密裏にアイーダと接触し、王女として自分達の希望、精神的な支えになってほしいと願います。

「ローブのダンス」という曲が歌われるこのシーンは、この作品におけるクライマックスのひとつ。

激しく身体を振りまわし、地を足で踏みならす踊りからは、捕らえられ酷使されるヌビア人達の怒りがあますところなく伝わってきて、ド迫力! の一言に尽きます。

最初アイーダは、ラダメスとの微妙な関係や、アムネリスとの友情のこともあり、「不注意で捕虜となった自分は、その役目にふさわしくない」と及び腰。でもやがて彼らの必死さに動かされ、王女として彼らを支えることを誓います。…ていうか、王女として生まれた責任から、誓わざるを得なくなっていく様子がとても切ないです。

一方、アイーダの正体を知らないラダメスは、その後も彼女を追いかけまわします。ここらへんのラダメスはツンデレでかわいいです。最初は居丈高にせまるものの、アイーダに冷たくあしらわれると、ころっと態度を変えて「おまえのために何かしたいんだ」としおらしく懇願します。

アイーダはそれに心をゆらしつつも、「私に何かをしたいのなら、ヌビアの仲間達にしてあげて」と遠まわしに拒みます。やはりヌビアの王女として、敵国の将と恋をするわけにはいかないのですっっ゚。(。ノд`゚)゚。

しかしラダメスはそれを聞くや、ヌビア人達を自分の屋敷に呼び集め、全財産を分け与えてしまいます。さすが御曹司。やることがちがう!

ラダメスと結婚する日を指折り数えていたアムネリス王女は、彼のその行動を自分との結婚の準備と考え、有頂天になります。で、ラダメスのところにアイーダを使いにやろうとする。もちろんアイーダは必死にその役目を辞退しようとするものの、「信頼してるあなたにしか頼めない」と言われてしかたなく応じることに。

そんなアイーダをラダメスは待ってましたとばかりに迎え入れ、なりふりかまわず口説き始めます。

「あなたはアムネリス王女の婚約者だ」と拒むアイーダに、「父が決めたことだ。従うつもりはない」と答え、切々と気持ちを訴える彼に、元々惹かれていたアイーダはだんだん拒みきれなくなり、ついに結ばれてしまいます。きゃっはー ヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃

…と、見てる方はうれしいシーンなのですが、アムネリスの友人として、敵国の王女として、自分自身として、三つの気持ちに挟まれたアイーダの苦悩が伝わってきて、つらいシーンでもあります。

この後しばらくはイチャイチャシーン。しかし幸せな二人のところへ、突然エジプト兵が駆け込んできて、ヌビアの王を捕らえたとラダメスに報告します!Σ( ̄□ ̄lll)ナヌーッッ

一方、ヌビア人の捕虜達も大騒ぎ。王が捕らわれたのではヌビアはもう終わりだ! と絶望する捕虜達のもとへ駆けつけたアイーダは、たとえ戦争に負けたとしてもヌビアは不滅だと歌い、みんなを励まします。

そしてアイーダは牢獄に捕らわれた父をひそかに訪ね、ラダメスとアムネリス王女の結婚式当日に兵士達の隙をついて救出すると伝えます。その際、ひょんなことから父にラダメスへの気持ちが知られてしまい、「あの男を想うなど、処刑されたヌビアの男、略奪された女、捕虜にされた子供への裏切りだ!」と叱責されてしまう。

「忘れよう、あきらめよう」と歌うアイーダは、ラダメスに会いに行き、アムネリス王女と結婚するよう説得します。最初は頑として受け入れようとしなかったラダメスも、やがて他に道はないことを悟り、「わかった。だけど結婚式当日、君はエジプトから逃げろ。君が自由になれば少しは気が楽になる」と言い残して去っていきます。
ラダメスぅぅぅ!!。。゚(゚´△`゚)゚。。

しかしその後、二人が去った密会現場から、隠れていたアムネリスが姿を現します! そう、会話をすべて聞いていた彼女は、ようやく自分の友達と婚約者の関係に気づくのです。

ショックで呆然とするアムネリスをよそに、婚礼の準備は着々と進み、気がつけば彼女はラダメスとの婚礼に臨んでいます。しかしその場に、捕らえていたヌビアの王が逃げたとの報告がとどく。

将軍としてすぐさま追跡にあたったラダメスは、そこで初めてアイーダがヌビアの王女であることを知ります。そして彼女のため、エジプト兵達の目の前でヌビアの王を逃がしてしまうのです。

反逆罪で捕まってしまったラダメスとアイーダは…!?

…すみません。ラストまであとちょっとですが、さすがに長くなりすぎたので割愛します。


どうですか? ミュージカルは、もちろんおもしろい作品が多いのですが、主人公に共感できる作品というと、実はなかなかありません。そんな中、強くて優しくてまっすぐなアイーダは、自然に応援したくなる貴重な主人公だと思います。

「エリザベート」が女性の人生における勝利と悲劇を描いた王道のメロドラマなら、「アイーダ」は敵国の将に恋をした王女が、立場との間で板挟みになる、王道の少女マンガ。

何度観てもおもしろいので、再演されたらまたきっと劇場に足を運んでしまうことでしょう……
゚+。:.゚(*´-`)゚.:。+゚



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プロフィール

ひずき優

Author:ひずき優
2月6日生まれ。
2007年度ロマン大賞入選。

変わり者が多いと言われる水瓶座、細かいことは気にしないO型。座右の銘は「果報は寝て待て」。今日も他力本願で生きています。


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